上市町の活力をONに。
地域おこし協力隊って何?
地域おこし協力隊は、都市地域から人口減少や高齢化等の進行が著しい地域に移住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。
隊員紹介
カレン・ヘンドリクソン(アメリカ出身)
【自己紹介】
上市町の地域おこし協力隊に着任しましたカレン・ヘンドリクソンと申します。アメリカ出身ですが、59年の人生の大部分を日本で過ごしています。日本語教師をしていた25年間のあいだに何百人の高校生を日本に連れてきたり自分で研修をしにきたり、休みをとって家族と日本に住んだりしました。
上市町の地域おこし協力隊に応募したきっかけは「多くの人に日本の素晴らしさがわかるように何かしたいな」という気持ちです。最近まで京都で仕事をしていましたが、京都を訪ねている人に聞いてみると、ほとんどは「東京、京都、大阪ルート」で日本を回っているようでした。せっかく日本を訪問しているから田舎にも足を運び、より深く日本文化にたっぷり浸かってほしい、と強く思うようになりました。
これから地域おこし協力隊のメンバーとして、外国人向けのツアーや体験学習を企画し、「ザ・日本」を心の奥まで感じていただくようにがんばりたいと思います。私もまだまだわからないことや体験していないことが山ほどありますので上市町の方が友だちになってなんでも教えてくだされば嬉しいです。
これからどうぞよろしくお願いいたします!
【主な活動】
・上市町のことが好きな外国人ファンを増やすため、外国人観光客のアテンドや観光マップ等の翻訳を行う
【日々の活動】
・Instagram Karen in Kamiichi(@discover.japan.in.kamiichi)
矢崎 裕巳(やざき ひろみ)
【自己紹介】
上市町の地域おこし協力隊に着任しました矢崎裕巳と申します。出身は神奈川県で定年退職まで高校教員をしていました。4年前妻から「富山県であなたのやりたい仕事が上市町にあるのでは」と勧められ門をたたきました。
上市町にご縁ができたのは大学時代にさかのぼります。当時山岳部に所属しており、奥大日岳の登山中にメンバーが滑落し頸椎骨折の遭難事故を起こしました。その際に富山県警察山岳警備隊(上市警察署)の方々およそ30人が救助に来ていただき、無事に命が救われました。定年退職後、上市町にこの恩返しを可能な限り奉仕させてただきたいと思い、移住を決断しました。
今後は日本山岳スポーツクライミング協会山岳コーチ1、国際山岳連盟上級夏山リーダーなどの資格を活かし、上市町での冬季環境の中で、イグルー(かまくら)や雪洞づくりなど体験できるイベントができればと思います。
これからどうぞよろしくお願いいたします!
【主な活動】
・遊歩道やトレッキングコースの安全整備
・トレッキングイベント等の企画、運営
田 冰茹(でん ひょうじょ)(中国出身)
【自己紹介】
上市町の地域おこし協力隊に着任しました田冰茹(デン ヒョウジョ)と申します。大学と上市町連携のインターンシッププログラムに参加し、一昨年初めて上市町を訪れました。町の皆さんから親切で温かいおもてなしを受け、人の温もりに大きな感動を覚えました。この経験が心に残り、「今度は自分がこの町に恩返しがしたい」と強く思うようになり、地域おこし協力隊への応募を決意しました。
これからは、町の中にある魅力を再発見し、それを町内外、さらには国内外へと発信していくことを目指しています。特に、外国人としての視点を活かしながら、異文化交流を促進するような活動を展開していきたいと考えています。また、町の皆さんと協力しながら、地域の観光資源や季節行事を活かした楽しいイベントの企画にも積極的に取り組んでいきたいと思います。
まだまだ日本、そして上市町の知らないことがたくさんありますので、日々学びながら、町の一員として少しずつ成長していきたいと思います。どうぞお気軽にお声がけいただき、町のことを教えていただけたら嬉しいです。
これからどうぞよろしくお願いいたします!
【主な活動】
・0円空き家コーディネーター
・町の特色ある事業(0円空き家バンク等)や魅力を町内外、さらには国内外へ発信する
【日々の活動】
・Instagram (@kamiichi_sumimachi)
レドント・ボネット・ルーカス(スペイン出身)
【自己紹介】
上市町の地域おこし協力隊に着任しましたレドンド・ボネット・ルーカスと申します。私はこれまで13 年間美術の教師として活動し、プロを目指す方から趣味で楽しむ方まで、さまざまな生徒さんと関わりながらそれぞれの目標に合わせてアートの学びをサポートしてきました。また、自分自身も作品づくりが大好きで、展覧会に出展したり、自主制作のプロジェクトに取り組んだりしています。
上市町でもこれまでと同じようにアートのある暮らしを続けていきたいと思っており、そのためにどなたでも気軽に参加できるアートスタジオを開きたいと思っています。
さらに将来的には、国内外のアーティストを上市町に招いて制作してもらう「アーティスト・イン・レジデンス」も実施したいと考えています。そして、スタジオで学ぶ生徒さんたちと一緒に、作品を日本各地や海外で発表する機会をつくり、上市町とさまざまな地域・文化との交流を深めていけたらと思っています。
これからどうぞよろしくお願いいたします!
【主な活動】
・アートイベントや絵画教室の企画、運営を通じて町の活性化に取り組む
・海外アーティストや美術大学生の誘致を行う
塚本 寛章(つかもと ひろあき)
【自己紹介】
上市町の地域おこし協力隊に着任しました塚本寛章と申します。出身は愛知県ですが、富山市に3年間暮らしたことがあります。その時に上市町には登山や食事、イベントなどで何度も来たことがあり、壮大なスケールの自然に魅了されて大好きな町となりました。一度は転勤で富山を離れることになりましたが、たくさんの思い出を作らせてもらった上市町に貢献したい、今度は自分自身が上市町の魅力を発信していきたいと思い、地域おこし協力隊を志望しました。
これからは、中学の部活動や総合型スポーツクラブでの指導、登山やトレイルランニングなどスポーツイベントの企画・運営などに取り組んでいきます。それ以外にも、上市町に役立てることがあればチャレンジしていきたいと思います。そして、私自身も上市町を全力で楽しめるように過ごしていきたいです。まだまだ上市町の知らない場所も多いので、これから開拓していきます。見かけられたらお声掛けいただけると嬉しいです。これからどうぞよろしくお願いいたします。
【主な活動】
・中学の部活動や総合型スポーツクラブでの指導
・登山やトレイルランニングなどのスポーツイベントの企画・運営
【日々の活動】
・Instagram 上市町地域おこし協力隊 塚本(@kamiichi_trail)
【ランニングクラブの活動】
・Instagram チーム上市(@team_kamiichi)
野見山 明子(のみやま あきこ)
【自己紹介】
上市町の地域おこし協力隊に着任しました野見山明子と申します。東京から単身で参りまして、パートナーと共に町で暮らしています。パートナーが面白そうな募集があると教えてくれたことをきっかけに上市町を知りました。「百聞は一見にしかず」の思いで初めて訪れた時は大雨でしたが、縁もゆかりもない土地で不安満載だった私を柔軟な対応で受け入れてくれた上市町に移住を決意しました。後から、肉眼で見た剱岳は最高でした!
これから私は『香り文化』という町の財産でもある豊かな森林と香りのことを勉強しながら、地域の魅力を皆さんにお伝えし、まずは地元の方が今日よりももっと町を好きになってもらうお手伝いをしたいと思っています。これまでのカメラマンの経験を活かして積極的に地域の魅力を発信していくつもりです。
初めてのことばかりですが、皆さんのお声をもとに元気な地域づくりを目指して活動したいと考えています。まずは、皆さんから町のこと(良いところも悪いところも)を教えていただけると幸いです。
これからどうぞよろしくお願い致します!
【主な活動】
・上市町の豊かな自然を生かし、『香り文化』を推進、周知すること
・カメラマンの経験を活かして地域の魅力を発信すること
【日々の活動】
・Instagram 上市町地域おこし協力隊_(@iimachi_kamiichi.kaori)
所 真一(ところ しんいち)(令和7年3月卒隊)
【自己紹介】
東京都出身で家族3人で移住しました。これまでは、専門学校で観光学を教えたり、ベンチャー企業で訪日外国人向けのガイドサービス事業の仕事をしてきました。移住先として探していたのは美しい山の近くで、欲を言えば海も近い場所、さらに子どもがのびのびと成長できそうな場所でした。そんな時に、都内の移住促進フェアに行ったところ、上市町の募集を見つけ応募し、地域おこし協力隊員になりました。
【主な活動】
・地域の魅力を発掘し伝えていくことで、若い世代の人たちを呼び込むお手伝いをすること。
・「味蔵」で地域特産品の販売と竹林資源を生かした商品開発。
【活動目標】
上市町には良いものがたくさんあるので、それを上手く伝えていくことにより、地域のブランドを高め移住希望者を増やすこと。
多文化多世代共生が可能な豊かな里山づくりを目指すこと。
【応募区分】
企画提案型(受入事業者:味蔵)
有𠮷 直弘(ありよし なおひろ)(令和7年1月卒隊)
【自己紹介】
滋賀県大津市から家族で移住してきました。これまでは、電機メーカーで働いたり、理学療法士としてリハビリの仕事をしたりしていましたが、子どもが生まれてから里山で自然に寄り添った暮らしをしたいと思うようになり、自然の豊かなところ、海の幸の美味しいところ、水の美味しいところ、街へのアクセスがよいところを探していました。そんな中、上市町と出会い、「こんな豊かなところがあるんだなぁ」とうらやましく思い、移住して地域おこし協力隊になりました。
【主な活動】
・里山の人口減少の問題を解決するため、地域のおじいちゃんおばあちゃんが元気になって、移住者が増えるようにお手伝いをする。
・稲葉農園さんで農業技術や販売の仕組みを学び、耕作放棄地を活用してお米や野菜を作って自給自足し、直売所での販売もしたい。
【活動目標】
自分の子供たちが暮らす里山には、たくさんの友達がいて、元気なおじいちゃんおばあちゃんが見守ってくれて、自給自足の自然に寄り添った暮らしがあって欲しい。
【応募区分】
企画提案型(受入事業者:株式会社稲葉農園)
地域おこし協力隊の
活動レポート
【イベント情報】貸切!カミ鉄の旅〜上市の玉手箱を味わおう〜
「上市の魅力が詰まった1日限りの貸切電車」 3両編成のダブルデッカーエキスプレスで出発進行!上市のおやつが詰まった玉手箱を味わいながら、富山地方鉄道本線の美しい景色やスイッチバック、よしもと芸人さんたちのトークショーを...
「自然や人と関わりながら、まちと森をつないでいきたい」地域おこし協力隊 野見山 明子さん
興味の幅を広げられる新たな挑戦 福岡県出身の野見山さんは、大学卒業後は東京でカメラマンの仕事をしていました。 パートナーが富山県出身だったこともあり、富山へ移住することに。新しい土地ですぐにカメラマンの仕事で安定するのは...
「香りの収穫祭」を開催します!
白萩地域山村活性化協議会の取組の一つである「香り文化」推進プロジェクトにおいて、「香りの収穫祭」を開催します! 精油で心と体を癒したい方や、地域の森林資源を活用した地域活性化の取組に興味のある方は、ぜひイベントにお越しく...
地域おこし協力隊員を募集します!
研修型地域おこし協力隊
上市町では、地域おこし協力隊員が目指す活動目標と、地域のニーズをマッチングさせるためにプロジェクトを創設し、隊員の活動に必要となる知識や技術を身に着ける実地研修を行う事業者を設定した「研修型地域おこし協力隊」を募集しています!
企画提案型地域おこし協力隊
地域課題の解決や住民満足度の向上を図れる地域協力活動を企画提案し、自身の資格や知識、技術等を活用して地域の活性化に取り組む「企画提案型地域おこし協力隊」を募集します!
募集要項
募集対象
- 三大都市圏等にお住まいで、委嘱後、生活の拠点及び住民票を上市町に移すことができる方
- 心身ともに健康で、地域住民と協力しながら活性化に向けた活動に取り組める意欲をお持ちの方
- 普通自動車免許を有する方
- パソコン(ワード、エクセル等)の操作が行え、SNS や動画サイト等で情報発信ができる方
- 最長で3年後の活動期間終了後も、上市町に定住し、就業しようとする意欲のある方
募集人数
2名程度
地域協力活動
-
企画提案型地域おこし協力隊
自身の有する資格や知識、技術を活用して地域課題解決が可能なプロジェクトを上市町へ企画提案する。プロジェクトの有益性や活動の実行性等を町が審査し、採用されたプロジェクトの企画提案者が地域おこし協力隊員に委嘱され、当該プロジェクトの活動を行う。
地域おこし協力隊の任期終了後には、プロジェクトに関連する事業者や上市町と連携しながら地域活性化に貢献することを想定。
≪活動≫
・特産品等地域資源の開発及びその情報発信の支援に関する活動
・農業振興の支援に関する活動
・地場産物の消費推進の支援に関する活動
・移住・定住・交流促進及び観光振興事業の支援に関する活動
・その他地域の活性化の支援に関する活動
活動時間
1日当たり7時間45分とし、週38時間45分の活動を原則とする。
雇用形態・ 活動期間
-
雇用形態
町との雇用契約なし(町が地域おこし協力隊に委嘱し、地域協力活動を委託)
-
活動期間
委嘱日から1年間(最大3年間延長)
募集期間
通年募集(随時受付)
【1/23締切】山好きのコミュニティを作る!「剱岳コミュニティ登山部長」募集

上市町地域おこし協力隊を募集します!
「とっておきの秘密基地」と言われる上市町は、富山県の東側に位置し、町のシンボルである名峰・剱岳(標高2,999m)をはじめ、北アルプスの山々を間近に仰ぐ緑豊かな田園工業都市です。 上市町には12のトレッキングルートがあります。 ひとりで朝から登ることもできますし、子どもの成長に合わせて、家族で、あるいは仲間と、山菜採りやキャンプ・スキーを楽しむこともできます。 一年中、一生、山を楽しむ暮らしができます。 今回の募集では、山好きのコミュニティを作り、上市町の山の楽しみ方をSNSで発信してくれる隊員を募集します。山に登って、山に登って、山に登って・・・山のある上市町の豊かな暮らしに、多くの人を巻き込んでください!
□ 山が好き
□ 山に登りたい、山のそばで暮らしたい
□ 山好きを増やしたい、山好きを集めたい
□ 山の美しさや山で生まれるドラマを届けたい
□ 山好きが喜ぶサービスを作りたい
ここまで読んでいただいて「自分にピッタリだ!」という方は、12のトレッキングルートに目を通してから、おすすみください。
ここが主な活動先となります。
▼トレッキングルート
https://kami1tabi.net/pamphlet/doc/trekking_12Route.pdf
※一緒に働く方のメッセージなどをすべて掲載できないため、下記もご参照ください。
ニッポン移住・交流ナビJOIN http://www.iju-join.jp/cgi-bin/recruit.php/9/detail/67903
山好きのコミュニティを作る!「剱岳コミュニティ登山部長」
山を身近に感じる暮らし
中心部からほど近い城ヶ平山の登山口までは、車で10分ほど。休日には朝でも数十人とすれ違います。「今日は天気良いから行こうかな」と、思い立ったらすぐに山にアクセスできるのが上市町で暮らす魅力のひとつです。標高447mの山頂からは、富山湾や能登半島、反対側には剱岳をはじめとした立山連峰を一望できます。剱岳と富山湾の高低差は約4,000m。上市町で暮らしていると、雪解け水が海に注がれていく水の循環や自然のダイナミズム、四季の移ろいを日々身近に感じることができます。
魅力的な暮らしが伝わっていない
「すべての登山者が憧れる山・剱岳」(山と渓谷オンライン 2020年6月5日記事タイトル引用)を毎日探してしまうのも上市町民あるある。「今日はきれいに見えた」とか「雲がかかってあとちょっとだった」なんていう会話は、いろいろなところで聞こえてきます。

一方で剱岳は知っているけど上市町は知らないという声もちらほら。上市町にトレッキングルートが12もあって、山を身近に楽しめる暮らしができることも、まだまだ知られていません。
今回の募集では上市町で山がある暮らしを発信すること、町内・町外に関わらず上市町で山を楽しむコミュニティを作ること。山好きが集まる「場」ができれば、山が好きな人たちの暮らしをより豊かにしていくことにつながっていくと考えています。
仕事内容:山好きコミュニティづくりと情報発信
【業務内容】
(1) 山コミュニティづくりのためのイベントの企画・運営
低山〜剱岳まで、様々なレベルに合わせた登山イベントの実施。実際の登山だけではなく、山の魅力を深めるようなトークイベントやお茶会など、多くの人が楽しめるような企画を行います。
目安:年3〜4回程度
(2)上市町の山に特化したSNS運営
日々の山々の様子、コミュニティの活動、馬場島荘、早月小屋の最新情報、登山者へのインタビュー、登山前後の上市町での過ごし方などを発信。
Instagramを想定していますが、他に良い方法があればご提案ください。
目安:週に2〜3程度
(3)剱岳登頂者向けのサービスを作る
剱岳登頂者だけが購入できる証明書やグッズ、町内サービスの提供など、登山者が喜び、SNSに投稿したくなるような企画を実施します。山好きの視点で山好きを喜ばせましょう。
(4)業務遂行にともなう事務等
職員との定例ミーティング、事務作業 (月報の作成など)、活動報告会 (年1回)

【3年間の活動イメージ】
オンシーズンとオフシーズンでできることが変わってきます。オフシーズンには、冬山の楽しみ方を考えるところからスタートできたらと思います。まずはオンシーズンの過ごし方をイメージしてみましょう。
※委託型の契約となるため、業務の裁量は契約書の範囲において隊員本人に委ねられます。下記はイメージを膨らませるために具体例として記載いたします。
◯ 1日の流れ
8:30~12:00 登山、写真撮影、危険箇所などチェック
12:00〜13:00 休憩
13:00~15:00 SNSコンテンツ整理、投稿
15:00~16:30 役場職員と打ち合わせ、イベント準備など
16:30~17:15 事務作業、報告書作成
◯ 1週間のイメージ(土曜日イベント実施の場合)
(月曜日)定例ミーティング、上市町内見学、イベント準備
(火曜日)登山、SNS発信
(水曜日)休み
(木曜日)登山、SNS発信
(金曜日)登山、SNS発信
(土曜日)イベント実施
(日曜日)休み
※地域行事への参加やイベントの開催に合わせて休日に出勤することもあります。その場合は適宜調整してください。
◯ 3年間のイメージ
▼1年目:地域に慣れ、山を生活の一部にする年
(1)上市町の暮らしに慣れる
特に最初の3ヶ月は、関係する人、出会う人に元気よく挨拶して顔見知りを増やしましょう。まずは上市町の暮らしを楽しみ、生活のリズムを作ってください。
※業務に関わる方は担当職員がおつなぎします。
(2)低山から覚える
低い山からはじめ、できるだけ多く山に登りましょう。何度も登るうちに気づけることも増えてくると思います。気づいたことをどんどん発信して、楽しみ方を広げていきましょう。
(3)小規模イベント実施
低山トレッキングやトークイベント、お茶会など小規模のイベントを実施。定期的にイベントを開催してコミュニティを広げていきます。
(4)剱岳登頂者向けのサービスを検討
2年目以降に取り組めるように、アイデアを練ります。
(5)冬ならではの山の楽しみ方を考案
スキーやスノーシューなど冬ならではの楽しみ方を探し、2年目以降にイベントを実施しましょう。
【目標】コミュニティメンバー20名
▼2年目:山が生活の中心になる年
(1)山を楽しむ人を増やす
ご自身の日々の発信を楽しみにする人、はじめて山にデビューする人など、山のある暮らしを楽しむ人を増やしましょう。そのためには自分が楽しんでいる姿を見せるのが一番。上市町の暮らしをさらに満喫しましょう。
(2)レベルに応じた登山イベント実施
初級者向け、上級者向け冬山など、いろいろな層に向けたイベントを実施。ゲストを呼んで一緒に登山をしたり、トークイベントを行ったりと、1年目よりも規模の大きいイベントに挑戦しましょう。
(3)剱岳登頂者向けのサービスを実施
昨年検討したアイデアの年度内実現に向けて進めていきます。
【目標】コミュニティメンバー40名、剱岳登頂者向けのサービスの実現
▼3年目:山のある暮らしから離れられない年
(1)山好きコミュニティ活動を深める
1〜2年目の活動を続け、山のある暮らしを楽しめる人増やす活動に勤しみます。コミュニティは卒隊後もご自身の活動を支えてくれることでしょう。
(2)定住に向けた方向性を決めていく
山好きのカフェをはじめる、山小屋に関わる、就職する・・・3年間の活動の中で見えてくる選択肢があると思います。その実現に向けて準備を進めていきます。
【目標】コミュニティメンバー60名以上、退任後の方向性を決める
◯ 定例ミーティング
月に1回の全体ミーティングのほか、半年に1回、個別ミーティングを行い日々の振り返りや方向性を話す場を設けています。また希望があれば随時個別相談は可能です。
募集要項
募集人数
1名
募集対象
次のいずれも満たす方を対象とします。
(1)地域おこし協力隊の地域要件に該当する方
3大都市圏の都市地域、政令指定都市等(過疎、山村、離島、半島等に該当しない市町村)から転出し、任期中は上市町に居住及び住民票の異動ができること
(2)地域の方々との交流に積極的に取り組み、信頼関係の構築に意欲のある方
(3)心身ともに健康であり、地域協力活動の趣旨を理解し、地域の活性化に前向きに取り組む意志のある方
(4)パソコンの基本操作(Word・Excelの使用、SNS等を活用した情報発信など)が可能な方
(5)普通自動車運転免許を有しており、自ら運転して地域内を移動できる方(※着任時に取得していれば応募可能)
(6)最長で3年後の活動期間終了後も、上市町に定住し、就業しようとする意欲のある方
雇用形態
町との雇用契約なし
(町が地域おこし協力隊に委嘱し、地域協力活動を委託する)
活動期間
委嘱日から1年間(1年ごとに更新を行い、最大3年間延長)
活動時間(目安)
1日当たり7時間45分を基本の活動時間とする。
月の活動日数は、カレンダーの平日と同日数(土・日・祝日を除いた日数)
委託料等(令和8年4月1日から活動する場合)
年額 4,900,000円
<内訳>
報償費 3,500,000円
活動経費 1,400,000円
※予算の範囲内で委託します。
待遇・福利厚生
(1)家賃住宅費補助金(補助率10/10)
月の限度額 25,000円
(2)貸与備品
ノートパソコン
(3)研修・資格
活動経費を使用して活動に関連する研修の受講や、資格を取得できます。
(4)副業
着任後1年目から時間外での副業・兼業が可能です。※要相談
選考
(1)第1次選考(書類審査)
*書類審査結果は応募者全員に文書で通知します。
*1次選考を通過した方で希望者のみ、カジュアルなオンライン面談を行います。ご質問事項等はこの時にもお聞きいただけます。
(2)第2次選考(おためし地域おこし協力隊・最終面接)
第1次選考の合格者を対象に、2泊3日のおためし地域おこし協力隊に参加いただき、現地にて面接選考を行います。
【おためし地域おこし協力隊】
日 時:令和8年2月6日(金)~8日(日)(予定)
場 所:上市町役場及び上市町内
詳細は第2次選考結果とあわせて通知します。なお、おためし地域おこし協力隊及び面接に必要な旅費等の費用は、自己負担となります。
ただし、宿泊施設は町が手配し、代金の個人負担はありません。
(3)結果発表
第2次選考終了後に結果を通知します。
応募期間
令和7年12月12日(金)~令和8年1月23日(金)
※応募書類必着
応募方法
(1)応募方法 応募用紙と履歴書(市販のもの)を提出
(2)提 出 先 富山県中新川郡上市町法音寺1番地 上市町企画課企画班
(3)提出方法 持参、郵送又はメール
〒930-0393 富山県中新川郡上市町法音寺1番地
上市町企画課企画班 地域おこし協力隊募集担当宛て
TEL:076-472-2473 FAX:076-472-1115
E-mail:k.kikaku@town.kamiichi.toyama.jp
【1/23締切】公共交通まちづくり推進員「これからの暮らしの情報発信」募集

上市町地域おこし協力隊を募集します!
「とっておきの秘密基地」と言われる上市町は、富山県の東側に位置し、町のシンボルである名峰・剱岳(標高2,999m)をはじめ、北アルプスの山々を間近に仰ぐ緑豊かな田園工業都市です。
大岩山日石寺や眼目山立山寺などの古刹・旧跡、穴の谷霊水ほか、自然や歴史、文化の宝庫でもあります。映画「おおかみこどもの雨と雪」(細田守監督)の舞台モデルとなった「花の家」もあります。またお盆にはご先祖さまをお迎えする「招来魂」といった伝統行事(同日にお祭りや花火大会も!)をはじめ、「フォトロゲイニング上市まちのわ」、「つるぎフェスティバルinかみいち」、「つるぎ山麓トレイルdu上市」など住民が参加するたくさんのイベントがあります。
※一緒に働く方のメッセージなどをすべて掲載できないため、下記もご参照ください。
ニッポン移住・交流ナビJOIN http://www.iju-join.jp/cgi-bin/recruit.php/9/detail/67922
公共交通まちづくり推進員「これからの暮らしの情報発信」
公共交通と車を上手に「併用」する社会へ
地方は車社会が当たり前。もちろん車があれば便利です。しかし車がなくても不便がないように、町内には電車やバスのネットワークが張りめぐらされています。タクシーや自転車など様々な手段を組み合わせれば「移動」の範囲はさらに大きく広がります。
公共交通の利用が活性化すれば、便数や本数が増え、生活は便利になっていくかもしれません。反対に、利用者が少なくなれば便数などは減り、公共交通は持続可能ではなくなってしまうでしょう。これからの地方での暮らしは、公共交通の縮小を待つのではなく、積極的に車と公共交通をうまく「併用」することで、豊かになっていくのかもしれません。そのためには車社会が当たり前のみなさんにも公共交通の「役割」と「大切さ」を知っていただく必要があります。

公共交通の「役割」と「大切さ」をどう知ってもらうか?
例えば富山地方鉄道は、通勤や通学の足を支えています。大雪の日でも、富山地方鉄道は走ってくれるという安心感があります。合計7ルートある町営バスと予約のりあいバス、そして町内に2社あるタクシーは多くの観光客や高齢者の移動を助けています。統廃合後の小学生の登下校を守るのも公共交通の役割です。
車に慣れていると公共交通を不便に感じる人がいるかもしれません。多くの人に公共交通の「役割」や「大切さ」を知り、利用してもらうためには、電車やバスの紹介にとどまらず、予約のりあいバスの乗降方法や電車とバスの乗り継ぎ、自家用車にはない電車やバスの良さなど、細やかな情報発信が非常に大切です。日々の情報発信やイベントを通じて、公共交通を知ってもらえたらと思います。
今回の募集では任期中に大型2種免許の取得を目指します。昨今、バス運転手の高齢化などにより公共交通の担い手不足が叫ばれる中、任期中に町の支援を受けて免許を取得することで卒隊後に鉄道やバスに関わる仕事への就職が有利になります。公共交通の担い手になることも視野に入れて、地域協力活動を行ってみませんか?

仕事内容:公共交通の「役割」と「大切さ」を知ってもらう
【業務内容】
① 上市町のあらゆる交通をSNSで発信
電車、バス、タクシー、レンタサイクルといった上市町の交通を、専用のSNSアカウントで発信。日常の風景や使い方などを通して親しみを持ってもらえるような内容を発信していきます。
Instagramを想定していますが、他に良い方法があればご提案ください。
目安:週に2〜3回程度
② 公共交通の大切さと有用性の情報発信
公共交通には地域の移動をささえる役割のほか、利用者のおでかけ機会の創出や運動不足の解消、自家用車と比べて二酸化炭素の排出量が少なく環境に優しいなどのメリットがあります。それらを知ってもらうため、上記①の情報発信に時々、公共交通の大切さや有用性を交えて発信していきます。
③ 上市町の広報誌で活動報告
SNSだけでは高齢者に情報が届かないため、情報をまとめたチラシなどを作成。上市町の広報誌に折り込み、全世帯にお知らせします。
目安:年に4回
④ 公共交通や駅でのイベント実施
上市駅構内での「上市えきなか古本市」、富山地方鉄道を貸切で運行する「貸切!カミ鉄の旅」などを実施しています。こうした企画を膨らませたり、保育園児や高齢者などを対象に新たな企画を考えたり実施していただきます。
目安:年に2〜3回程度
⑤ 点在する観光資源をつなぐアクセス情報の整理
映画「おおかみこどもの雨と雪」の舞台モデルとなった「花の家」、「穴の谷霊水」、「釈泉寺円筒分水槽」、「富山県薬用植物指導センター」など、上市町の観光資源は点在していて、多くの方は車で訪れています。しかし公共交通を組み合わせることで、車がなくても行くことができます。そうした情報を整理することで、観光客だけではなく住民にとっても上市町での暮らしがより良いものになっていくことが期待できます。
目安:1年目にまとめる方法(紙媒体やデジタルなど)を決め、2〜3年目に作成
⑥ 改善点の報告
業務を進めていく中で、公共交通の利用促進にあたりバリアフリーの観点で気づいたこと、改善したほうが良いことがあればご報告ください。
目安:適宜
⑦ 大型2種免許の取得
着任後、3ヶ月経ってから教習所に通っていただくことができます。
ただし、取得には普通自動車第一種運転免許を受けていた期間が3年以上であるなど条件があります。受験資格については、次のURLをご参照ください。
【富山県警察ホームページ】 https://police.pref.toyama.jp/6117/untenmenkyo/shutoku/kj00001645-007-01.html
⑧ 業務遂行にともなう事務等
職員との定例ミーティング、事務作業 (月報の作成など)、活動報告会 (年1回)

【3年間の活動イメージ】
※委託型の契約となるため、業務の裁量は契約書の範囲において隊員本人に委ねられます。下記はイメージを膨らませるために具体例として記載いたします。
※富山地方鉄道や町内企業への就職を希望する場合は、必ずしも3年間の任期を終える必要はありません。
◯ 1日の流れ
8:30~9:30 担当課とMTG、進捗確認
9:30~12:00 現場取材
12:00〜13:00 休憩
13:00~16:00 SNSコンテンツ整理、投稿、追加取材など
16:00~16:30 翌日の業務下調べ
16:30~17:15 事務作業、報告書作成
◯ 1週間のイメージ(土曜日イベント実施の場合)
(月曜日)定例ミーティング、現場取材、SNS発信
(火曜日)現場取材、SNS発信
(水曜日)休み
(木曜日)現場取材、SNS発信
(金曜日)イベント準備
(土曜日)イベント実施
(日曜日)休み
※地域行事への参加やイベントの開催に合わせて休日に出勤することもあります。その場合は適宜調整してください。
◯ 3年間のイメージ
▼1年目:地域に慣れながら上市町の交通事情を知る
①上市町の暮らしに慣れる
特に最初の3ヶ月は、関係する人、出会う人に元気よく挨拶して顔見知りを増やしましょう。まずは上市町の暮らしを楽しみ、生活のリズムを作ってください。
※業務に関わる方は担当職員がおつなぎします。
②交通を体験する
実際にバスや電車に乗り、交通網をいかして楽しめる上市町の暮らしを体験。何度も乗り、利用者や運行者など様々な視点で観察することで課題や改善点が見えてくるはずです。
③SNSで情報発信
役場の担当者と相談しながら、発信内容を決めていきます。慣れるまでは週に1度ミーティングを行い、業務内容を確認します。
④小規模イベント実施
公共交通や駅でのイベント実施。3年間継続で行う、対象を変えて単発で行うなど、様々なイベントを企画・実施します。
⑤研修への参加
勉強会や研修など交通を学ぶ機会があれば積極的に参加しましょう。
⑥大型2種免許の取得
着任後、3ヶ月経ってから教習所に通っていただくことができます。担当職員と業務の進め方を相談しながら、免許取得を目指します。ただし、取得には普通自動車第一種運転免許を受けていた期間が3年以上であるなど条件がありますので、受験のタイミングについて考慮が必要です。受験資格については、上記【業務内容】⑦記載のURLをご参照ください。
【目標】SNS、イベントの目安の回数を実施
▼2年目:上市町の交通情報の編集
①1年目の業務の継続
1年目に引き続き情報発信やイベントを実施。随時見直しやブラッシュアップを行い、より良い業務を目指しましょう。
②点在する観光資源をつなぐアクセス情報の整理
1年目に紙媒体なのかデジタルなのかまとめる方法を検討し、2年目から制作に取りかかります。納品日を決め、逆算して制作スケジュールを作成します。
③大型2種免許活用
上市町の事業などで運転をお願いする機会があるかもしれません。
【目標】SNS、イベントの目安の回数を実施、点在する観光資源をつなぐアクセス情報の内容決定
▼3年目:上市町の交通情報のまとめ
①1〜2年目の業務の継続
1年目に引き続き情報発信やイベントを実施。この頃にはかなり情報量の蓄積があります。蓄積をさらにいかす良い方法があれば検討しましょう。
②点在する観光資源をつなぐアクセス情報の整理
こちらも完成を目指します。
③大型2種免許活用
引き続き上市町の事業などで運転をお願いする機会があるかもしれません。
【目標】SNS、イベントの目安の回数を実施、点在する観光資源をつなぐアクセス情報の完成
◯ 定例ミーティング
月に1回の全体ミーティングのほか、半年に1回、個別ミーティングを行い日々の振り返りや方向性を話す場を設けています。また希望があれば随時個別相談は可能です。
募集要項
募集人数
1名
募集対象
次のいずれも満たす方を対象とします。
(1)地域おこし協力隊の地域要件に該当する方
3大都市圏の都市地域、政令指定都市等(過疎、山村、離島、半島等に該当しない市町村)から転出し、任期中は上市町に居住及び住民票の異動ができること
(2)地域の方々との交流に積極的に取り組み、信頼関係の構築に意欲のある方
(3)心身ともに健康であり、地域協力活動の趣旨を理解し、地域の活性化に前向きに取り組む意志のある方
(4)パソコンの基本操作(Word・Excelの使用、SNS等を活用した情報発信など)が可能な方
(5)普通自動車運転免許を有しており、自ら運転して地域内を移動できる方(※任期中に大型二種免許を取得するには、受験時に普通自動車第一種運転免許を受けていた期間が3年以上であるなどの条件があるため、少なくとも応募時には普通自動車免許等を取得されている必要があります。)
(6)最長で3年後の活動期間終了後も、上市町に定住し、就業しようとする意欲のある方
雇用形態
町との雇用契約なし
(町が地域おこし協力隊に委嘱し、地域協力活動を委託する)
活動期間
委嘱日から1年間(1年ごとに更新を行い、最大3年間延長)
活動時間(目安)
1日当たり7時間45分を基本の活動時間とする。
月の活動日数は、カレンダーの平日と同日数(土・日・祝日を除いた日数)
委託料等(令和8年4月1日から活動する場合)
年額 4,900,000円
<内訳>
報償費 3,500,000円
活動経費 1,400,000円
※予算の範囲内で委託します。
待遇・福利厚生
(1)家賃住宅費補助金(補助率10/10)
月の限度額 25,000円
(2)貸与備品
ノートパソコン
(3)研修・資格
活動経費を使用して活動に関連する研修の受講や、資格を取得できます。
(4)副業
着任後1年目から時間外での副業・兼業が可能です。※要相談
選考
(1)第1次選考(書類審査)
*書類審査結果は応募者全員に文書で通知します。
*1次選考を通過した方で希望者のみ、カジュアルなオンライン面談を行います。ご質問事項等はこの時にもお聞きいただけます。
(2)第2次選考(おためし地域おこし協力隊・最終面接)
第1次選考の合格者を対象に、2泊3日のおためし地域おこし協力隊に参加いただき、現地にて面接選考を行います。
【おためし地域おこし協力隊】
日 時:令和8年2月6日(金)~8日(日)(予定)
場 所:上市町役場及び上市町内
詳細は第2次選考結果とあわせて通知します。なお、おためし地域おこし協力隊及び面接に必要な旅費等の費用は、自己負担となります。
ただし、宿泊施設は町が手配し、代金の個人負担はありません。
(3)結果発表
第2次選考終了後に結果を通知します。
応募期間
令和7年12月12日(金)~令和8年1月23日(金)
※応募書類必着
応募方法
(1)応募方法 応募用紙と履歴書(市販のもの)を提出
(2)提 出 先 富山県中新川郡上市町法音寺1番地 上市町企画課企画班
(3)提出方法 持参、郵送又はメール
〒930-0393 富山県中新川郡上市町法音寺1番地
上市町企画課企画班 地域おこし協力隊募集担当宛て
TEL:076-472-2473 FAX:076-472-1115
E-mail:k.kikaku@town.kamiichi.toyama.jp