インタビュー

金山の歴史と魅力の語り部として

白萩東部公民館館長 伍嶋 伸盛さん

白萩東部公民館主事 甚内 正人さん

天正2年の金山発見以降、繁栄と衰退の歴史をたどってきた、越中七つ金山のひとつ「下田金山」。下田金山のそばで幼少期を過ごし、村の大人からその歴史を言い伝えられて育ってきた伍嶋さんと甚内さんは、大人になった今、今度は自分たちが下田金山のことを後世に伝える立場となって活動しています。伍嶋さん、甚内さんに、下田金山への想いやその魅力を伺いました。

歴史や科学に興味を持つきっかけになれば

下田に生まれ、金山を身近に感じながら育ってきたお二人。金山発見からの村の繁栄と衰退の歴史、金の生成などをまとめた冊子の作成や、地元の小学生に下田金山を案内し、歴史を伝える活動を続けています。金の成り立ちと宇宙との関係が科学的に証明されるなど、ここ最近はワクワクする発見も多く、未来を担う子どもたちにもその魅力を伝えたいと目を輝かせています。

地元の誇りを後世に伝えたい

加賀藩の隠し金山として藩の繁栄を支えた下田金山。鉱脈に入って中を見られる金山は限られていて、学術研究や調査で訪れる方も多いそう。お二人が金山の案内や、道の整備をしています。「上市にこんなすごいところがあるんだ!ということを知ってもらって、夢を与えられたらと活動しています。見学の際はご相談くださいね」

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