【レポート】上市町特産品調理・試食体験(里芋)

202627日(土)、上市町働く婦人の家において、上市町の特産品の里芋の調理・試食体験(以下、里芋調理・試食体験)が開催されました。

 

この記事では、里芋調理・試食体験の参加レポートをお届けします。

 

<目次>
27日(土)会場:上市町働く婦人の家】

  1. 集合
  2. 「里芋ステーキ」
  3. 「里芋の揚げ出し(なめこあん)」
  4. 「たこと里芋の煮物」
  5. 試食
  6. 感想

 

  1. 集合

昨年12月に収穫した里芋を使って調理し、試食することで、町の特産品を知り、自分の言葉で魅力を発信できるようになってほしいという想いを込めて開催しました。

 

午前930分に里芋調理・試食会場となる上市町働く婦人の家に集合しました。

今回の里芋調理・試食体験には、上市中学生(4名)と上市高校生(2名)の計6名が参加しました。

 

はじめに、今回学んでほしいことについて説明。

「今日は里芋の料理について楽しく学んでいって欲しいです。そして、家でも作ってみて欲しいし、お友達とか家の人とかに町特産品の里芋のおいしさを広めていって欲しいと思います。今日はみなさん楽しんで作ってください。」

 

挨拶の後、早速調理に入ります。

今回調理するレシピは、首都圏の飲食店で「上市町産直フェア!」に参加いただいた飲食店のオーナーさんが紹介してくれた料理で、上市町公式Youtubeチャンネルでも公開されています。

 

3つのチームに分かれて調理をしますが、まずはYoutubeで公開されている調理動画を見ながら調理手順の確認を行いました。

 

 ・「里芋のステーキ」(瞬彩 真)

  https://www.youtube.com/watch?v=_y2a4FBdtcs

 

 ・「里芋の揚げ出し(なめこあん)」(たく庵)

  https://www.youtube.com/watch?v=B4D0rhqht5s

 

 ・「たこと里芋の煮物」(木場くぼ)

  https://www.youtube.com/watch?v=j4KInJsgPRY

 参加した中高生

 今回調理するレシピ(3品)

 

今回、調理する里芋は稲葉農園さんで収穫された里芋を使用します。

 Youtubeの動画で作業手順を確認(里芋ステーキ)

  Youtubeの動画で作業手順を確認(里芋の揚げ出し)

 Youtubeの動画で作業手順を確認(タコと里芋の煮物)

 

  1. 「里芋ステーキ」

このチームは中学生2名と上市町産メンマを製造・販売している竹取キッチンの槻さんと3名のチームで、台東区谷中の「瞬彩 真」のオーナーシェフから紹介された「里芋ステーキ」の調理を行います。

 

まずは、里芋の皮を剥いて調理を始めます。

里芋は皮ごと洗い、天地(上下)を切り落とした後、並べておいて水気をきり、里芋の皮をむきます。

六方むきも初めて挑戦する中学生でしたが、苦戦しながらも綺麗に里芋の皮をむいていきます。

 里芋の皮をむいている様子

 

切った里芋に塩をまぶした後、里芋の表面をこすって水で塩を洗い流して粘りを取り除きます。

 

その後、米のとぎ汁で里芋を下茹でした後、流水で一度冷やしてから里芋を洗います。

出汁で里芋を茹でて下味をつけ、キッチンペーパーで水気を取ってから里芋に小麦粉を薄くつけて、油を引いたフライパンで焼きます。

 

青みとして茹でた菜の花を入れて、仕上げ用調味料も絡めて炒め、とろみがついてきたら終了です。器に盛りつけて、刻んだ柚子を飾って完成です。

 米のとぎ汁で里芋を下茹で

 青みとして菜の花を茹でる

 柚子の皮を刻んでいる様子

 

調理の途中で、慣れない作業も多くありましたが、槻さんにサポートしていただきながらスムーズに調理を進めることができました。

 

里芋の皮のむき方や、菜の花の茹で方、刻んだ柚子の作り方など、中学生もいい経験になったと思います。

 

  「里芋ステーキ」完成

  

  1. 「里芋の揚げ出し(なめこあん)」

このチームは高校生2名とカミノイチというイベントの運営委員会のメンバーの辻さん親子2名の4名のチームで、新宿区四谷三丁目の「たく庵」のオーナーシェフから紹介された「里芋の揚げ出し(なめこあん)」の調理を行います。

 

まずは、里芋を柔らかくなるまで、たっぷりの水で茹でます。

里芋が柔らかくなったら、茹でた里芋の皮をはいでボールに入れ、里芋を潰します。

この時、塩梅を見ながら塩味をつけるか判断して、最後に出汁を張るので濃すぎないように注意して味付けしていきます。

 

里芋を潰す作業は、日頃行ったことがない作業なので、高校生も苦戦しながら里芋を潰していました。

 

潰した里芋は、小判型に形を整えて成形します。

この後、片栗粉をつけて揚げていきます。

 

里芋がこんがり揚がったら、別途つくった「なめこあん」をかけて完成となります。

 

「なめこあん」もレシピ通りに作りますが、高校生は、料理経験がないので一緒に参加した辻さんにアドバイスをもらいながら調理を進めていきました。

 

 茹でた里芋を潰す様子①

 茹でた里芋を潰す様子②

 潰した里芋に片栗粉を混ぜている様子

 潰した里芋を成形している様子

 成形した里芋を揚げて、なめこあんを作っている様子

油で成形した里芋を揚げる作業は、慣れない作業なので高校生も苦労しましたが、最終的には綺麗に揚げることができました。

 

揚げた里芋を器に入れて、なめこあんをかけて刻んだ葱をのせて完成です。

 里芋の揚げ出し(なめこあん)

 

 

  1. 「タコと里芋の煮物」

このチームは中学生2名と株式会社アルティネット 永井の3名のチームで、江東区木場の「木場くぼ」のオーナーシェフから紹介された「タコと里芋の煮物」の調理を行います。

 

まずは里芋を茹でて皮をむくところから開始です。

里芋を茹でる前に、里芋の真ん中のあたりを包丁で1周切り込みを入れておいて、茹でると里芋の皮がむきやすくなります。

 

中学生は初めての作業なので、どれくらいの深さで切り込みを入れたらいいのか迷っていましたが、作業をするうちに慣れてきてスムーズに切り込みを入れていました。

 

里芋が茹で上がって皮をむいたら、鍋に水と昆布を入れて、昆布がやわらかくなるまでおいていたところに里芋を入れて強火にかけて煮立てます。

煮立ったら中弱火にしてアクを取り、煮込みながら、酒・砂糖・しょうゆで調理し、タコを入れてアクを取りながらおとし蓋をして煮込みます。

 

 里芋に切り込みを入れている様子

 茹でた里芋の皮をむいている様子

 タコを切り分けている様子

 切り分けたタコ

 タコと里芋を煮込んでいる様子

 

25分くらい煮込んだ後、器にもりつけて針しょうがを飾りつけたら完成です。

 タコと里芋の煮物

  1. 試食

3品の料理が出来上がったので、これからみんなで試食です。

 

稲葉農園さんが栽培した「コシヒカリ」も炊いたので、調理した3品と一緒に試食します。

余った食材でお吸い物も作って、豪華な昼ご飯になりました。

 今回調理した3品とご飯

 

参加者みんなで試食しましたが、素材の里芋やコシヒカリの美味しさはもちろんのこと、自分で作った料理の美味しさを噛みしめながら味わいました。

 

今年度は、里芋の植え付けから、農作業(草刈り)~収穫体験を経て、調理・試食まで体験することができました。

 

上市町の特産品(里芋)を通して、農家さんの苦労や想いを知り、調理・試食を経て、参加した中高生はそれぞれ感じるところが多かったと思います。

 

調理した料理が少し余ったのですが、中学生は家に持って帰りたいということで、タッパーにご飯やおかずを詰めて持ち帰りました。

 

帰宅後、ご家族のみなさんに今日の体験を話して家族団欒のきっかけになったのであれば嬉しい事です。

 

 

 

  1. 感想

今回、参加した中高生に里芋の調理・試食体験を通しての感想を伺いました。

 

上市高校生 「初めて里芋を使った料理をしてみて、思ったよりも手順とかもある程度簡単にできてうまくいったのでよかった」

 

上市高校生 「料理を作るというめったにない機会で、今後一人暮らしの時など料理のレパートリーが増えて良かった、楽しかったです」

 

上市中学生 「自分で家ではあまり料理はしないので、こういう機会に料理出来て楽しかったです」

 

上市中学生 「今回、里芋を中心に料理してあまり料理とかしないし、すごい勉強になりました」

 

上市中学生 「上市の特産品を使って料理出来て、家でもやってみたいと思いました」

 

上市中学生 「里芋の料理をたくさん作る事が出来て、とても楽しくて良かったです」

 

参加した中高生は、日頃慣れない調理作業で苦労したと思いますが、これから家でも料理してみたいと思ってもらえたことが良かったと思います。