2025年12月13日(土)、上市町の稲場農園の圃場において、上市町の特産品の里芋収穫体験(以下、里芋収穫体験)が開催されました。
この記事では、里芋収穫体験の参加レポートをお届けします。
<目次>
【12月13日(土)会場:稲葉農園】
- 集合
- 里芋の収穫体験
- 集合
昨年度は、里芋の収穫体験を行いましたが、今年度は収穫作業だけではなく、植え付けから農作業を経て、最終的に収穫を行うという一連の作業について体験し、町の特産品を知り、魅力を自分の言葉で発信できるようになってほしいという想いを込めて開催しました。
午前9時30分に収穫体験会場となる稲葉農園の圃場に集合しました。
今回の里芋収穫体験には、上市中学生(3名)が参加しました。
はじめに、稲葉農園 稲葉さんから里芋の収穫作業について説明を伺いました。
最初に農家さんから話を聞く
- 里芋の収穫体験
稲葉さんから話を伺った後、みんなで里芋収穫体験をする圃場まで移動して、収穫体験を行います。
昨年度は、あらかじめ一つの畝全体の里芋が掘り起こされていましたが、今年度は手掘りで里芋を掘り起こして里芋の株から子芋と孫芋を取り分けるという手作業を体験しました。
里芋の株は、春に植えた種芋(親芋)から、子芋・孫芋が成長していきます。それをバラして子芋と孫芋に分けて出荷されるということでした。
残った親芋も食べることができることを教えていただきました。
さあ、これから作業開始です!

里芋の畑に向かう様子

農家さんから作業内容の説明を聞く
6月にみんなで植え付けして、8月猛暑の中、里芋の茎の周りに生えた雑草を丁寧に除草する草刈り作業を行い、約6ケ月かけて栽培した里芋の収穫となります。
今年は6月から8月にかけて猛暑が続き、雨量も少ない気候で里芋の成長には厳しい環境となり、収穫作業も12月に入ってからの作業となりました。
この収穫体験のために、稲葉農園さんには里芋の畝を残しておいていただきました。
それでは、スコップを使って里芋を掘り起こしていきます。

里芋収穫体験①

里芋収穫作業②

里芋収穫作業③
町の里芋産地の土壌は、「黒ボク土」が特徴で、水はけ・通気性に優れた里芋づくりに最適な土です。耕畜連携で堆肥を施し自然にやさしい農法で栽培された里芋は柔らかく粘り気があり、ほんのり甘く町特産品の代表的存在で多くのファンがいます。
里芋は連作できないので、稲葉農園さんでは里芋を作った翌年からは水田でお米を栽培して、ミネラル豊富な水を多く土に取り込んで6年くらいの周期で里芋を栽培されているとのことでした。
美味しい里芋を作るためには、このように手間暇かけて栽培されていることがよくわかりました。

里芋収穫作業④

里芋収穫作業⑤
里芋の株を掘り起こしたので、里芋の株から子芋と孫芋をバラしていきます。
「ポキッ」、「ポキッ」と心地よい音が聞こえ、みんな黙々と作業を続けていきます。
途中、小さい子芋や孫芋はバラすのに力が必要だったり、バラし方にもコツがあったりと、作業しながらいろいろ経験を積み上げて、作業が進むにつれて一つの株をバラすスピードが上がってきました。

里芋収穫作業⑥
今回、手掘りで里芋の株を掘り起こしましたが、通常はトラクターを用いて機械で里芋の株を掘り起こしているということでした。
隣の畝は、トラクターで機械掘りしましたが、トラクターが通った後に里芋の株がきれいに掘り起こされて収穫できる状態になっていました。

トラクターを用いた機械掘り
トラクターで機械掘りした後

収穫作業が終わったところ
収穫作業も終わり、里芋をご家族の皆さんと一緒に調理して食べることができるように、稲葉農園さんからお土産を用意していただき、自宅に持ち帰っていただきました。
参加者は、日頃慣れない作業で疲れたと思いますが、苦戦しながらもコツをつかんで作業したことを通し、農家さんの想いや苦労を実感できたと思います。