2024年8月25日(日)、富山県上市町東種(かみいちまち ひがしたね)で、【おおかみこどもプロジェクト「ミライの種」~つながる場 上市フェス2024~】(以下、ミライの種)が開催されました。
この記事では、ミライの種の参加レポートをお届けします。
<目次>
【8月25日(日)会場:白萩南部小学校】
- 出店
- 会場内の様子
- 突然の豪雨に遭遇
- 出店
この「ミライの種」は、地域の課題解決や地域資源を活⽤したまちおこし、まちづくりといった「ミライへ種をまく」活動に取り組む町内の事業者、団体、住⺠が⼀堂に会し、互いの活動への理解を深め、 新たな連携を⽣み出すとともに、参加したみなさんがSDGsの理念に沿って進める持続可能なまちづくりの取組を全国へ強く発信するために開催しています。
また、町内で特に少⼦⾼齢化が進んでおり、休校となっている種(たね)地区の⼩学校グラ
ウンドを会場とし、町⺠⾃⾝が改めて地域課題に向き合い、関⼼を深め、今の⾃分とミラ
イの上市町を考え「おおかみこどもプロジェクト」へ参画するきっかけをつくることを⽬
的としています。
今回、上市町の農産物や特産品の販売を通して、上市町内の若い世代の人たちが上市町の特産品の魅力を自分の言葉で発信できるようになってほしいという想いを込めて、上市中学生と一緒に「上市町特産品販売」ブースを出店しました。
販売した商品は、以下の農産物や特産品となります。
(農産物)
・千両なす、丸なす
・ししとう
・ゴーヤー(にがうり)
・そうめん南瓜
・ピーマン
・オクラ
・玉ねぎ
・バターナッツかぼちゃ
・ぶどう(藤稔、涼香)
(特産品)
・上市でしょうが!
・和菓子(里の彩、栂参道、かりんとうでしょうが)
・洋菓子(バウムしょうがクーヘン)
販売した商品
農産物や特産品以外には、子供たちが集まるイベントなので「おもちゃの金魚すくい」を用意して、楽しんでもらえるように工夫しました。
出店風景①
出店風景②
出店風景③
ブースの前で金魚すくいを行い、子供たちが次から次へとチャレンジして、上手な子は10個以上もすくい上げていました。
上市中学生のスタッフは、子供たちにすくい方のアドバイスをし、スムーズに対応できるよう工夫しながら接客をしていました。
出店風景④
出店風景⑤
出店風景⑥
農産物や特産品の販売において、それぞれの商品の値札を上市中学生の皆さんに作成してもらうことを通して、どこの事業所が商品を作っているのか知ってもらいました。その上で店頭販売を担当して、接客で人とのコミュニケーションも体験していただきました。
- 会場内の様子
本イベントでは、他にも様々なブースが出店していていました。
ここでは、会場内の様子を少し紹介したいと思います。
まずは、隣の「市姫東雲会」ブースでは、「サンドアート」・「リボン」・「お花マグネット」などのワークショップが開催されていました。
会場内の風景①
正面広場の中心には、テーブルとイスが並べられた休憩所が設けられていて、テントの下でゆっくりと休むことができる空間が用意されていました。
その休憩所の一角には、地域おこし協力隊の野見山さんが設置したアロマミスト扇風機があり、アロマの香りとともに清々しいミストの風が心地良い空間を作っていました。
会場内の風景②
「ママスキー」ブース前ではシャボン玉遊びができて、親子で大きなシャボン玉を作り、子供も大人も楽しんでいました。
会場内の風景③
「ehe」ブースでは、オリジナルベビーグッズの販売が行われていました。
会場内の風景④
「K・MEAT」ブースでは、上市町産黒毛和牛「劔」を使用した「肉屋の牛串」など、美味しい肉料理が販売されていました。
会場内の風景⑤
会場内の風景⑥
キッチンカーとして「陣ya」ブースでは、豚丼やゼッポリーネが販売されていました。
ゼッポリーネは、イタリアの揚げパンのことで、これがまた絶品です。
会場内の風景⑦
もう1台のキッチンカーは「ドンちゃんのからあげ」で、自慢のから揚げやクレープなどが販売されていました。
会場内の風景⑧
体育館の「だがしやさん」ブースでは、子供向けの懐かしいお菓子の販売を行い、「こどもたちのプレイパーク」ではトランポリンが設置されて、子供たちが汗をかきながら楽しんで遊んでいました。
また、「SDGsフリーマーケット」ブースでは、富山市内などからママたちが集まるSDGsフリーマーケットが開催されていました。
会場内の風景⑨
校舎1階の職員室内の「つるぎ味蔵」ブースでは、フルーツゼリーや純国産メンマを使用した商品の販売と試食コーナーがあり、「ゆるゆRaw」ブースでは、グルテンフリーのパンなどの販売、「きっさ城山」ブースでは、城山の湧き水を使ったかき氷やケーキ、ドリンクの販売が行われていました。
会場内の風景⑩
会場内の風景⑪
- 突然の豪雨に遭遇
午前中は曇り空でしたが、正午過ぎから雨が降り始め、ブースのテントから出ることができなくなるくらいの豪雨になってしまいました。
少し雨宿りして・・・と思っていましたが、雨足は弱まることはなく、一旦、体育館に避難することになりましたが、私たちは雨足が強すぎてブースから出ることが出来ず、ブース内で待機していました。
金魚すくいで使用していたプラスチック製の大きなタライの水は、半分くらいの水位でしたが、見る見るうちに水位が上がり、1時間くらいでタライ一杯の水位になってしまいました。
この雨は、午後2時5分までの1時間で146.5ミリの雨を観測し、上市町東種で観測された観測史上1位の大雨だったそうです。
大雨警報も発令されて、会場の白萩南部小学校とSUP・カヌー体験会場となっていた富山県上市カヌー競技場との間の県道の一部でがけ崩れが発生したこともあり、イベントは中止となりました。
これから・・・という時間帯でしたが、観測史上1位の豪雨とがけ崩れなどが発生して、一時はどうなるかと思いましたが、午後3時過ぎから雨足が弱まったところを確認しながら、参加者やスタッフ一同は無事帰路につくことができました。
大変な一日となりましたが、これも記憶に残る夏の思い出になったと思います。
突然の豪雨に遭遇