【沖縄から移住】上市町0円空家バンクで家を取得した体験談!

上市町0円空家バンクに興味はあるけど、実際はどんな内容なのか不安でまだ一歩踏み出せていない…

その気持ち、よく分かります!

 

不安解消のために、今回は実際に上市町0円空家バンクで家を取得し、沖縄から移住してきた川村さんにリアルな体験談を聞いてきました。

新築で家を建てると高額とありますが、もし上市町0円空家バンクで家を取得できれば0円(※)。少しの不安でこのチャンスを逃してしまうのは、あまりにももったいないです。

 

空き家物件取得までの流れや、不安だった点、上市町を選んだ理由など、上市町0円空家バンクに少しでも興味がある人にとって参考になる情報が満載ですので、ぜひ目を通してみてください!

※登記などの諸費用数十万円は必要となります。

 


【目次】
⚫︎移住先に上市町を選んだ理由
⚫︎0円空家バンクを知ったきっかけ
⚫︎0円空家バンクの物件を選んだ理由
⚫︎空き家物件取得までの流れ
⚫︎0円空家バンクで不安だった点
⚫︎空き家を取得して大変だったこと
⚫︎0円空家バンクを利用した感想
⚫︎上市町の空家バンクと補助金

 

 

移住先に上市町を選んだ理由

沖縄から上市町に移住された川村さんにお話を聞きました。


最初は、移住先を富山県に絞っていたわけではありませんでした。

以前住んでいた沖縄県には四季がなく、それが寂しいというか、物足りない感じがずっとしていたんですね。


僕の生まれは、東京の八王子という山の町です。そこで育ったので「次は山のある地域がいいな」と考えて調べていたところ、富山県が候補に上がりました。

以前住んでいた地域は水道水が飲めなかったので、水がキレイという点も惹かれたポイントです。


その後、物件を探しに富山県に。上市町以外でも物件を案内してもらっていたのですが、上市町の担当者の方が圧倒的に良かったので、この町に決めました。

人柄や熱意のほか、やり取りなどがとても好感触だったので、信頼できるなと思えたのが決め手です。


上市町の魅力的な風景を動画でご覧ください。

 

 

0円空家バンクを知ったきっかけ

富山県に移住する2〜3年くらい前に、webメディアで記事になっていたのを見て、0円空家バンクのことは知っていました。

元々不動産投資に興味があり、0円空家バンクの存在自体はずっと頭の片隅にはありましたが、応募するという行動までは至っていないという状態。

そろそろ沖縄から移住しようと考え始めたときに、改めて「0円空家バンクが良いのではないか」ということで行動に移しました。

 

【上市町0円空家バンクのニュース】
富山新聞
北陸中日新聞Web
Yahoo!ニュース

 

 

0円空家バンクの物件を選んだ理由

0円空家バンクで今回取得した物件を選んだ理由は、大きく3つです。

 

⚫︎すぐ住める物件
すぐに住める物件だったことも大きな理由です。お風呂、トイレなどの水回りに加え、二重窓、キレイなキッチンなど、リフォーム済みの部分が多く、妻のポイントも高かったため、この物件を選びました。

 

⚫︎DIYでカスタマイズ
DIYが趣味で、自分で机や椅子を作るなど、自宅を自分の好みにカスタマイズしたいと思ったからです。0円空家バンクで取得した物件であれば、新築と違いDIYで気兼ねなくリフォームできます。建物のDIYは初めてですが、とても楽しみです。

 

⚫︎形のある資産
株式投資なども大事ですが、何が起こるか分からないご時世なので、家という形のある資産を持っておきたいと思ったからです。0円空家バンクで安く家が取得できるのは、とても理想的でした。

 

 

空き家物件取得までの流れ

移住を考え始めてから、上市町0円空家バンクで物件を取得するまでの流れは次のとおりです。

 

⚫︎R5年9月頃
移住を考え0円空家バンクなどのリサーチ開始。その当時住んでいた物件のオーナーさんに、時期は未定ですが退去する旨を伝え、その後、毎日のように掲載物件をチェック。

⚫︎R5年11月1,2日
上市町の担当者から内覧会の案内が来たので、夫婦で参加。

⚫︎R5年11月2日
空き家物件の取得者に決定。

⚫︎R5年12月20日
空き家物件の無償譲渡契約を締結。

⚫︎R5年12月中
上市町へ引っ越し。
当日の昼に移動を始め、夕方には富山県に到着予定でしたが、雪の影響で遅れて夜10時頃に到着しました。到着が遅れたので宅配便の日時を翌日に変更し、とりあえず寝るために寝具など必要なものを購入。想定外のトラブルでしたが楽しめました。

移住を思い立ってから約3ヶ月で、物件取得から移住までが完了。スピード感のある移住スケジュールでしたが、仕事はリモートでも出来るのでワークライフバランスを崩さず移住できました。

 

 

0円空家バンクで不安だった点

不安だったことは、応募倍率と登記などの手続きの2つです。

 

⚫︎応募倍率
実際に内覧会に参加するまでは、1つの空き家物件に対して100件以上の応募があるのではないかと思っていました。実際に応募してみると、10件くらいの応募数。予想していたより倍率は低かったです。

 

⚫︎登記などの手続き
登記や分筆の手続きは経験したことがなかったので、少し不安に感じていました。しかし、上市町役場の担当者の方から、土地家屋調査士と司法書士の方の紹介があったため全部お願いしました。まだできていない部分は、今後自分で登記などをしていけたらと思っています。

 

 


空き家を取得して大変だったこと

写真や内覧会で家の中を見ていたため、ある程度状況は把握していましたが、空き家ならではの大変さはありました。

 

⚫︎残置物の整理
家の中や物置、車庫などに以前住んでいた方の残置物があり、その処理や掃除などが想像よりも大変でした。

 

⚫︎ペットの慣れ
知らない土地の広い空き家という慣れない環境のせいか、飼い猫は2日ほどひたすら走り回り、飼い犬は怯えてる感じがしました。

 

⚫︎自宅設備の修理
家のトイレと風呂の給湯器が経年劣化で壊れていて、急遽修理が必要になりました。トイレは自分ですぐに直せたのですが、給湯器は自分では直せず業者に依頼。直るまで銭湯通いになりました。

 

 

0円空家バンクを利用した感想

年々新築の値段が上がっているなか、社会的に増えている空き家を安価で取得できる0円空家バンクはとても良い制度だと思います。

今回取得した物件は部屋数も多いので、自分の趣味のトレーニング部屋も作ることができます。その他にもDIYで、夫婦の趣味の部屋を作っていく予定なので今後が楽しみです。

0円空家バンクの担当者の方が、町内の区長さんや周りの方々との懸け橋になって下さるので、地域交流にもスムーズに参加できそうで安心しています。


空き家を取得したいと考える人は、
ネットで調べるだけでなく実際に電話して問い合わせて欲しいです。

0円空家バンクの担当者の方と話してみると、詳しい情報をいろいろ教えてくれるので話がスムーズに進みます。

実際に内見に参加すれば、ネットの情報では分からなかった物件や土地の雰囲気も体感できます。ぜひ一歩踏み出して、行動に移してみてください。

 

 

上市町の空家バンクと補助金

川村さんのお話で、0円空家バンクで物件を取得するまでの流れなどが体験ベースで伝わったのではないかと思います。

大雪などのトラブルを楽しんでいる姿や、発生した課題に的確に対処する姿勢など、参考になる部分も多かったはずです。


上市町では空き家を利活用するために、「
空家バンク」や「0円空家バンク」という制度のほか、各種補助金の制度も充実しています。

 

0円空家バンクのしくみ

上市町ホームページ (0円空家バンク)


【空き家の利活用や創業に活用できる補助金の一部】
空家に関する各種補助金
上市町創業等支援事業費補助金
上市町空き店舗活用等地域活性化事業費補助金
上市町創業支援融資貸付利子助成金

自分でDIYすると、DIYした範囲は補助金の対象外になる可能性があるので注意が必要です。

その他にも空き家に関する悩みや質問は、上市町役場の建設課管理建築班までお気軽にご相談ください。

上市町建設課管理建築班
〒930-0393上市町法音寺1番地 (3階)
Tel:076-472-2477 Fax:076-473-2085

相談や問合せは、かみいち空家の窓口まで
https://www.town.kamiichi.toyama.jp/page/1767.html